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3大会連続のW杯へ…岡崎慎司が復活「ここで終わるわけにはいかない」

2018.06.19

岡崎慎司はケガで出場が不安視されていたが、前日練習でフルメニューを消化した [写真]=Getty Images

「ここで終わるわけにはいかない」。ケガで出場が危ぶまれていた日本代表FW岡崎慎司(レスター)が3大会連続となるワールドカップ出場への覚悟を語った。

 日本代表は、2018 FIFAワールドカップ ロシアの初戦・コロンビア戦を翌日に控えた18日、試合会場のモルドヴィア・アリーナで公式会見と公式練習を実施。岡崎は「(練習は)全部やって、痛みもそこまでなかった」と完全合流と回復したことを明かし、西野朗監督も会見で「昨日、今日とチェックをした中でメンバーには入っています」と選手変更がないことを断言した。

 岡崎は12日のパラグアイ戦で先発出場し、74分までプレーして4-2の勝利に貢献。だが、大会ベースキャンプ地のカザンに入ってから、両ふくらはぎの張りを訴え、別メニューで調整を続けていた。「(ロシアに)移動してからそうなったので、個人的には痛くなる理由がなかった。感触としては1日、2日経てば(痛みが)とれると思っていた。これがなくならなかったら、という不安は多少ありました」。

 一時は負傷離脱の可能性も報じられたが、「メンバーに入ったときから信頼してくれたのに、ここでヘタるわけにはいかない」と岡崎の覚悟は強かった。「(代表に)選ばれることに責任を持っているし、いろんなものを背負っている。自分が何かをやらないと選ばれたことの証明にならない。入ったことが良かったわけじゃなくて、入って何ができるかしか見ていない」。

 ケガが回復したばかりだが、「いつ呼ばれても準備はできている」と出場に意欲を見せる。「途中から出ても、自分やチームに何が今必要なのか、考えながら適応できると思う。チームが苦しいときに自分みたいな選手が必要になると信じているし、その期待に少なからず応えてきた自負もある。それを監督も信頼してくれて、ここまで入れてくれたと思うので、それを発揮しないわけにはいかない」。

 出場するからには自分らしくゴールを狙う。「W杯では、難しいことにチャレンジしていかないと点はとれない。どんなボールにも反応していかないといけないし、数少ない決定機に顔を出せるようにして、最後のところで決め切るイメージを持って試合に臨みたいです」と意気込んだ。目指すのは3大会連続ゴール。「FWである以上、それがチームの勝利につながるのは間違いない。そこを目指さない選手はいない」と力を込めた。

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