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3度目のW杯に意気込む本田「結果にどれだけコミットできるか」

2018.06.17

コロンビア戦に向けて準備を進める本田 [写真]=Getty Images

 日本代表は17日、ベースキャンプ地のカザンで2018 FIFAワールドカップ ロシアに向けて非公開練習を実施。練習後、MF本田圭佑(パチューカ)がメディアの取材に応じた。

 コロンビア代表との初戦を19日に控え、「徐々に気持ちは高ぶっている感じがする」と語った本田。チームの完成度については、「もちろん完璧なんてありえないけど、それはどこのチームも一緒。そこはポジティブに今の状況を考えている」と現状を語った。

 初戦勝つためには「僕自身、結果にどれだけコミットできるか。その準備をしてきた」とコメント。「まだスタメンで出るのか、サブかは分からないけど、どっちでも与えられた役割は結果にコミットできるかどうかだと思っている」と話した。

 これまでW杯2大会で3ゴールを決めている本田。W杯という大舞台で必要なのは戦術、理詰めだけではないと断言した。

「ぶっつけ本番に強い人、弱い人がいると思う。それはこれまでの環境がそういう能力を自然と身につけさせたと思う。それは僕がたまたまラッキーで、そういうプレッシャーの中で生きることが多かった。今回もそれは理詰めではないと思う。その中で結果を出す。しっかり出しに行く。自分ならできると、自分に自信を与えるじゃないけど自問自答しながらやっていきたい」

 そして、過去の経験から“個”が重要だと主張してきたが、その考えは初めてW杯を経験した時から今まで変わらないという。「究極論サッカーは最終的には個なんで。誰かの一振りが、そのボールがゴールに入るかだけなんで。戦術ではゴールは決められない。その意見は一切変わらない」と力強く語った。

 今大会で3度目のW杯を迎える本田は「楽しみたいなと思います。ここまできたらほんと開き直るしかないんで。チームとしてとにかく全部出し切る。それは根性だけじゃなくて、ロジカルな部分も含めて全部出し切る」と落ち着いた状態で本番まで準備を進めていることを明かした。

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