スイス代表監督、同胞ハリル解任に「とても残念」…日本は「興味深い相手」

ペトコヴィッチ

公式会見に出席したペトコヴィッチ監督

 スイス代表のヴラディミル・ペトコヴィッチ監督と主将のDFシュテファン・リヒトシュタイナーが7日、日本代表と対戦する親善試合の前日公式会見に出席した。

 ペトコヴィッチ監督は、日本代表について「興味深い相手だ。いろいろなスタイルがミックスされ、テクニックがあり戦術的だ」と印象を語り、「だが、一番大事なのは我々のやり方をピッチで表現すること。日本のチームには敬意を抱いているが、明日の試合ではベストを尽くすつもりだ」と勝利を誓った。

 また、ペトコヴィッチ監督は、同じボスニア・ヘルツェゴビナ出身のヴァイッド・ハリルホジッチ前日本代表監督について問われ、「とても残念に思う」とコメント。「ワールドカップの抽選会で会ったときに話をした。何が起こったかはよくわからないが、残念だ。とてもいい監督だし、また指導者として戻ってくる機会があるはずだ」とエールを送った。

 リヒトシュタイナーは日本戦に出場すれば代表100試合出場を達成するが、「数字的には嬉しいが、記録よりチームのほうが大事。ワールドカップに向けて自信をつけることが重要だ」と語った。

 さらにペトコヴィッチ監督は「すべての選手が準備万端だ。明日はロマン・ビュルキがGKを務めるだろう」と明言。ドルトムントの守護神の先発起用を明かしており、MF香川真司が出場すれば、チームメイト対決も実現する。

 なお、試合はスイスのルガーノで行われ、キックオフ予定時刻は日本時間8日26:00(9日午前2時)。試合の模様はNHK総合にて全国生中継される。

公式会見に出席したリヒトシュタイナー

モバイルバージョンを終了