日本代表を率いる西野朗監督 [写真]=三浦彩乃
キリンチャレンジカップ2018・ガーナ代表戦を前日に控え、日本代表を率いる西野朗監督が会見に登壇した。
西野監督は「模索しながらチーム作りをしているところですが、待ったなしで本大会が迫っています。明日の試合は代表チームらしい戦いをしたいという気持ちだけです」と初陣に向けて意気込みを語った。
30日のガーナ戦は翌31日の本大会メンバー発表前最後の試合となるが、西野監督は「今は明日のゲームをしっかり捉えたい。W杯ということを伝える前に、明日の試合に集中して入ることだけを選手たちには伝えてきました」とコメント。その中で「ゲームから遠ざかっている選手、ケガから復帰した選手、チェックをしたい選手」を監督自身は見極めていくという。
合宿では長谷部誠を3バックの中央に配置する布陣も度々練習した。布陣変更の狙いについて、西野監督は「ポジティブな時もネガティブな時も試合中に変えて対応することはなかった」と振り返り、本大会に向けて「いろいろな変化を持って対応しないといけない」と感じているようだ。あくまで3バックはオプションの一つとして捉えているようで「明日のガーナ戦のためだけにトライしているわけではないし、本大会で3バックをベースにするかといえばそうではない」とコメントしている。
日本代表は昨年12月に行われたE-1選手権を除くと、最後に勝利したのは10月6日のニュージーランド代表戦までさかのぼる。明日の試合は「代表チームとしてのスピリット、ファイトする代表、これで本大会に行くんだという空気を作れる試合にしたい」と意気込んだ。
By サッカーキング編集部
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