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長友佑都が充実の面持ちで合流「一番コンディションがいいかも」

2018.05.25

日本代表に合流した長友佑都 [写真]=新井賢一

 国内合宿5日目の練習を行うグラウンドに、気持ち良さそうに走る長友佑都ガラタサライ)の姿があった。この日に合流した31歳のDFは、「キャリアの中で精神的にも、体も、一番コンディションがいいかもしれない」と明るい表情を浮かべる。

 報道陣に監督交代の話題を振られても、「僕はインテルにいた7年間で10人の監督を経験しました。1年で3、4人の監督を経験したことがあるので、そういう意味では“免疫力”がある」と冗談交じりに話す余裕を見せた。

 そうは言っても、ロシア・ワールドカップの初戦まで1カ月弱と時間がない。西野朗新監督の下で、どのようにチームを作り上げていくのか。長友はこれまでに築いたベースを生かしつつ、西野監督の色を出していきたいと話す。

「代表では岡田(武史)さんから始まって、ザック(=アルベルト・ザッケローニ)さん、(ハビエル)アギーレさん、ハリル(=ヴァイッド・ハリルホジッチ監督)さん。それぞれに教わったことは、僕の心の中に残っていて、チームにも遺伝子は残っていると思います。いい部分はしっかりと生かしながら、西野さんの戦術や考え方を落とし込んでいけたら、最高のチームになるはず」

 ロシアの舞台に立つことになれば、自身3度目のW杯だ。「多くを経験してきた選手として、若い選手たちに伝えられることはたくさんある。ただ、言葉だけではなくて、やっぱりピッチの上で見せたい。背中で見せられるような選手になりたいし、そういう選手でいたい」。南アフリカ大会、ブラジル大会と経験し、酸いも甘いも噛み分ける長友が言葉で、そして背中でチームを引っ張っていく。

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