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主将・長谷部誠が踏み出す“新システム”への第一歩…3バックには「対応できる」

2018.05.25

代表合宿に合流した長谷部 [写真]=新井賢一

 日本代表に選出されたMF長谷部誠(フランクフルト)が25日から合宿に参加し、30日に行われるガーナ戦への意気込みを語った。

「監督が変わって色々ありましたが、とにかく前を向いて、新しくチャレンジしたいと思います。ワクワクしている部分と、自分にプレッシャーをかけなくちゃいけない部分がありますね」

「成績不振」と「選手間とのコミュニケーション不足」を理由に、ヴァイッド・ハリルホジッチ前監督は解任された。主将として日本代表を率いていた長谷部は、人一倍責任を感じていると語る。

「キャプテンを任された身として、やっぱり責任感じる部分は強いです。そういう面では、日本代表チームで結果を出さなくてはいけない。このW杯で日本サッカー界の未来というのは、大きく左右されると思いますから」

 結果を出すために、日本サッカー協会は西野朗監督を後任に据えた。監督が変われば戦術も変わるはずで、3バックを採用する可能性もある、と新指揮官は示唆している。所属元のフランクフルトで3バックの中央を守っている長谷部は、「監督がどう考えているのか正直わかりませんが」と前置きした上で、新システムへの自信をのぞかせた。

「3バックでも4バックでも、対応できると思います。試合の中でメンバーを変えずに、自分が前に行ったり後ろに行ったりすることができれば、いいオプションになるはずです。もちろんクラブで採用している3バックとはやり方が変わるとは思います。いずれにしても、コミュニケーションを取ることが一番重要ですね」

 最後に、招集された日本代表メンバー全員が集合した段階で、監督がミーティングにおいて強調したことを明かした。

「日本の方々、全員の力が必要だと言いました。今、日本代表への期待感が薄れてきていると思うので、日本代表が日本中を巻き込んでやっていけるようにしたいと、僕たちもそう考えています。そういう意味では、ガーナ戦はすごく大切です」

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