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「毎日背中を追いかけた」先輩への感謝を胸に…大島僚太がサバイバルレースに挑む

2018.05.24

偉大な先輩への感謝を胸に大島僚太がサバイバルレースに挑む [写真]=Getty Images

 24日、キリンチャレンジカップ2018のガーナ代表戦に向けた日本代表メンバーに選ばれた大島僚太(川崎フロンターレ)が、国内合宿に合流した。

 スペイン代表のアンドレス・イニエスタのヴィッセル神戸入団が発表されたこの日、大島は「アウェイの神戸戦は終わってしまって(笑) 早くホームで対戦したい」と話し、報道陣を笑わせる場面も。

 大島は川崎ではバランサーとしてチームの舵取りを担う。しかし、普段プレーしない選手が大半を占める代表で輝くためには、自身の存在をチームに浸透させ、一体感を生み出さなければならないという。

「僕自身のことをもっとチームメイトに分かってもらうというのはありますけど、チームの方向性は監督が示してくれると思うので、そこに期待して選手が一つになって臨めれば良いと思います」

 リオデジャネイロ・オリンピックを経験し、Jリーグでも大島の存在感は日に日に強くなっている。そんな飛躍を続ける25歳の目の前には、日々を共にする偉大な先輩の存在がある。

「ボールの扱い方や試合に勝つ術とかは(中村)憲剛さんに教わった部分が多いので感謝していますし、“超えたい存在”だと思って毎日背中を追いかけてきました」

 南アフリカW杯の一員としてベスト16進出を果たし、川崎に悲願の初タイトルをもたらした男には、今なお代表入りを推す声が上がる。その背中を目標に成長し、大島はロシアW杯本戦を戦う23名のメンバー入りを目前まで引き寄せた。偉大な先輩の教訓と感謝の思いを胸に、大島が最後のサバイバルレースに挑む。

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