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「1日も無駄にできない」…吉田麻也、4年前の失望から「全てを変えたい」

2018.05.22

練習に精を出す吉田麻也 [写真]=新井賢一

 日本代表に招集された吉田麻也(サウサンプトン)が、30日に行われるガーナ代表との親善試合、6月から始まる2018 FIFAワールドカップ ロシアに向けて意気込みを語った。

「もちろん、全員が揃ってからチームの方針を話さなくてはいけないし、ベーシックな守備をまず作るだろうし、攻撃の形も考えると思います。やるべきことたくさんあるので、1日も無駄にできない。より質の高いものを作り上げないといけないです」

 日本代表はW杯のグループリーグ初戦でコロンビアと対決する。前回苦渋を舐めた相手について質問が及ぶと、この4年間で得たものが大事と語った。

「コロンビアに限らず、どんなチームを相手にしても、スペースを与えずにコンパクトに守ることは大事です。ただそれはW杯に限らず、どの試合でも毎試合そうですし、W杯だからこうしようじゃなくて、日頃からやっている積み重ねがW杯に出るので。そこを意識してやってきましたし、だからこそイングランドでプレーしてきましたし、毎週毎週そういう相手とやってきました。だからいつも通りです」

 さらに、コロンビアのエース、ハメス・ロドリゲスについても以下のようにコメントした。

「(前回とは)状況が違うので。3試合目でしたし、僕らは勝ちに行かなくちゃいけなくて、点を取りに行かなくちゃいけなかった。後半はほとんど数的同数で守備していて、スペースも多くあったので、自由にやらせてしまいました。でも今回は1試合目なので、状況が違います。お互いに固くなるだろうし、難しさもあるだろうし、もっと拮抗した試合になると思います。もちろん彼に対してスペースを与えなかったり、自由にやらせなくすることは大事だと思います。(前回のW杯から)全てを変えたい。4年間積み重ねてきたので」

 最後には「見出しにポーンと乗ること(コメント)はないです(笑)」と取材陣の笑いを誘った。

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