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ロシアW杯まで1カ月…西野ジャパンは攻撃的? 守備的? フォーメーションは? 本田圭佑の起用法は?

2018.05.21

本田、香川、岡崎の"ビッグ3"をはじめ、西野監督の選手起用に注目が集まる

 5月19日、日本テレビは「サッカーアース」を放送。6月に開幕する2018FIFAワールドカップ ロシアを戦う日本代表を特集した。

 日本サッカー協会(JFA)は18日、今月30日に行われるキリンチャレンジカップ2018のガーナ戦に臨む日本代表メンバー27名を発表。西野朗監督は、本田圭佑に加え、ケガ明けの香川真司を「キャンプで彼の状態を確認したい」という理由で選出。両選手について「彼らのプレーは、皆さん御存知の通り代表に欠かせません。そういうパフォーマンスを維持して、さらに代表に貢献してほしいということでの選出になります」と期待を述べた。さらに、岡崎慎司や青山敏弘らブラジル大会経験者が代表復帰を果たした。一方、ハリルホジッチ前監督下で出場機会を得ていた、久保裕也、中島翔哉が選外になり、物議を醸した。

 多くの疑問の声が挙がる。「誰がスタメンなのか?」「採用されるフォーメーションは?」――。西野監督はキャンプ中のコンディション次第では追加招集の可能性も示唆するなど、ロシアW杯本戦まで1カ月を切りながら、“西野ジャパン”のイレブンは全く予想できない状況だ。

 そこで、サッカーアースでは、同番組の解説を務める都並敏史氏、城彰二氏が選手起用について持論を展開した。

城彰二氏…守備的戦術で本田圭佑はトップ下に、岡崎慎司は守備で貢献も

 城氏は本田をトップ下に配置した4-2-3-1を推奨。強力攻撃陣と相対するグループステージでは、守備的に戦いながらも、本田を起点に攻撃を展開する戦術がベターだと話す。

「4-2-3-1が妥当かと思います。本田選手は真ん中で使いたい。日本はどうしても守備的に入らなきゃいけなくなる。2列目で相手を背負ってボールをキープできるのは本田選手しかいないんですよ。2列目に起点があって、相手を真ん中に寄せてサイドが使えるようになると。本田選手はトップ下が一番良いと思うんですよ。本田選手は前には良いけど守備的になると不安要素があるから、そこは岡崎選手にカバーしてもらう」

都並敏史氏…攻撃的布陣もバランス重視 本田圭佑は右サイドに配置

 一方の都並氏は、大迫勇也、武藤嘉紀の2トップを推奨。本田は右サイドから中央でチャンスメイクし、酒井宏樹のオーバーラップ時をサポート。さらに、原口元気がディフェンスラインをカバーすることでバランスも取れるという。

「2トップで行きますよ! 本田は右に置いた方が、真ん中に置くよりマークしづらくなる。サイドに置いてから真ん中に入って、空いたスペースに酒井が走り込む。酒井が上がったらDFラインがスライドして原口が下がって守備をすることもできる。これなら攻撃的に行っても守備のバランスも取れます。そして、大事なのは武藤と青山です。2人とも抜群に調子が良い」

 日本代表は21日から国内キャンプをスタート。30日のガーナ戦の翌31日にロシアW杯本戦メンバー23名が発表される予定となっている。

 なお、次回のサッカーアースは5月27日25時30分から「欧州王者決定!ヨーロッパチャンピオンズリーグ決勝!!」を放送予定となっている。

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