FOLLOW US

西野朗監督、W杯メンバーは発表直前まで熟考「猶予を持って見たい選手もいる」

2018.05.16

HUBLOTのイベントに登場した西野朗日本代表監督

 16日、スイスの高級時計ブランド「HUBLOT(ウブロ)」は「HUBLOT LOVES FOOTBALL Special Exhibition」開催記念イベントを表参道ヒルズで実施。ゲストとして、サッカー日本代表の西野朗監督、サッカー解説者の前園真聖氏、女優の高梨臨さんが登場し、イベント終了後には西野監督が記者団の取材に応じた。

 ロシア・ワールドカップへ出場する予備登録メンバー35名のリストをFIFA(国際サッカー連盟)に提出する期限を過ぎたが、西野監督は公表する予定がなく、18日に発表されるガーナ戦(30日)出場登録メンバーで、本大会へ臨む候補選手がわかるという状況となっているが、「非常にデリケートな時期なので、簡単に選考に関しての話は控えたい」と、改めて言及。

 一方で、「国内組も日程がタイトな中、非常に高いパフォーマンスを出し、代表への意識が高いと見ていますし、海外組も高いレベルで競争しています。そういう選手たちを最終的に選ばなければいけない、非常に緊張した時間でもあります」と、現在の自身の心境について口にした。

 メンバー選考については、「選手の状況を常に第一に考えた上で、その選考も若干変わってきますし、猶予を持って見たい選手もいます。21日から始まるキャンプでチェックをしなければいけない選手もいます」と、固まっているメンバーもいる一方で、当落線上で悩む選手が数名いることをうかがわせた。

 この日のイベントでは第一部に本田圭佑が登壇。第二部で西野監督が登壇ということで、“ニアミス”となったが、「一部と二部(の間)がだいぶ時間があったようで、会うことはできませんでしたね」と煙に巻き、現在は本田が日本で練習しているということで連絡を取ることがあるかを聞かれても、「今は選考段階で、ヨーロッパの視察は別として、国内にいる選手に対しては(話を)しないことにしています。選考が終わってからちゃんと」と続けて回答し、コミュニケーションは図っていないとした。

SHARE

LATEST ARTICLE最新記事

SOCCERKING VIDEO