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西野朗監督、香川真司と会談…日本代表へ「強い気持ちは持っている」

2018.05.08

左足首の負傷が長引く香川真司 [写真]=Getty Images

 日本代表の西野朗監督が6日、FW宇佐美貴史とFW原口元気が所属するデュッセルドルフの試合視察後に取材に応じた。今回の欧州視察では11人と会談し、昨年10月を最後に代表から遠ざかっているMF香川真司(ドルトムント)とも話し合いを行った。

 2月に左足首を負傷した香川は、前節で約2カ月半ぶりにベンチ復帰を果たしたが、5月3日に再び足首の問題で離脱。5日の第33節マインツ戦も欠場し、日本代表の新指揮官にプレーする姿を見せることはできなかった。

 西野監督は2日にドルトムントを訪問し、ケガの状況も確認。「気持ちはすごく強いけど、(ケガの様子を)しっかり見ないと」と慎重な姿勢を見せつつ、「彼は選ばれなくても毎回来ていたし、強い気持ちは持っている」と代表への強い思いは受け止めているようだ。

 その他、チームで出場機会を失ったFW浅野拓磨(シュトゥットガルト)やMF井手口陽介(クルトゥラル・レオネサ)、負傷中のFW岡崎慎司(レスター)やDF酒井宏樹(マルセイユ)など試合に出ていない選手も多いが、それでも招集の可能性は残っているようだ。

「本大会までにトップパフォーマンスが戻ってくれば、と思う選手もいるし、メンタル的に今の代表に必要な選手、チームの中で制限されてもやれる選手、アクセントになれる選手もいる。スタートメンバー以外の構成も大事だし、そういう選手のコンディショニングも本当に大事。11人だけでは戦えない。チームの中でどういう形で生かせるかは重要になる」

 西野監督は欧州視察終了後、代表候補を35名に絞り込み、5月14日までに予備登録メンバーをFIFA(国際サッカー連盟)に提出する。同30日に行われるキリンチャレンジカップ2018のガーナ戦で初陣を迎え、翌日31日にW杯本戦メンバー23名を発表する見込みだ。

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