ウクライナ戦の勝利を誓った
日本代表は25日、27日のウクライナ代表戦に向けてベルギーにて調整を行った。
本田圭佑(パチューカ)はウクライナの印象について「マリよりも強い相手というのは明らか」と語り「守備、ビルドアップ、仕留めるところ。全てやらないといけない」と勝利への3箇条を掲げた。
ウクライナ戦はテストマッチではあるが、本田は「結果にこだわる」姿勢を改めて示した。
「そもそもマリと同じような戦いをウクライナにしたら、0-3でやられる認識はある。はっきり言って勝たないといけない」
日本代表は11月のブラジル、ベルギーの強豪2連戦で連敗し、12月のE-1選手権では最終戦で韓国に大敗。23日のマリ戦も相手に先制を許す苦しい展開が続き、6月のワールドカップに向けて不安視する声も上がっている。本田は4年前と比べて「基準」が低くなっていることも実感しているようだ。
「選手、スタッフ、メディア、サポーター、サポーター同士も基準を上げていかないといけない。基準は本当に低くなったなというのは4年前から見ると思いますよ。善戦すれば合格になってきているけど、そんなんじゃなかった。オランダだろうがベルギーであろうが絶対に勝つと言い切って挑戦していた。もう一度、日本サッカー全員で築いていきたい。追い求めようと」
ワールドカップ開幕まで残すところ約2カ月半となった。本大会に向けて「発する行動する。反省して修正して、また発する行動する。あと2カ月半、右肩上がりにしていかないといけない」と本田は言う。
「今、与えられたところに全力でやることは最低限必要。ウクライナ戦は普通にやったら負けるだろうじゃなくて勝つんだと。引き分けもない。勝つしかないという気持ちを浸透させていく。まずはそこからです」と言い切った。
By サッカーキング編集部
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