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最前線で奮闘した大迫勇也…チームに必要なのは「1、2本の揺さぶるパス」

2018.03.24

マリ戦の反省点を語った大迫勇也

「危機感はさらに増しましたし、よくしていかないといけないですね」。マリ代表戦から1夜明け、先発出場した大迫勇也(ケルン)が“仮想セネガル”戦を振り返った。

 前半からアフリカ系特有の身体能力の高さに苦しめられた。難しい相手だったからこそ先制点が欲しかったが、PKから反対にゴールを奪われてしまい、「きつい」状況を作られた。

「そこで先制点を取れなかったのもダメだったし、取られたのもダメだった。前半の最初は悪くなかったので、あそこで決めておけば、もっと違う展開になっていたと思います」

 ヴァイッド・ハリルホジッチ監督は縦に速いサッカーを標榜しているものの、強豪国相手には、仕掛ける中で「オプション」の重要性を再確認した。

「1本のパスで得点を取るってことは、アフリカ系の相手に対しては難しいかな。裏を狙うのはもちろんだけど、そこで1本、2本揺さぶるパスっていうのが大事になると思うし、それに食いつかせることで、さらに裏への意識を引き立たせることができます」

 普段一緒にプレーしていない選手との「イメージの共有」が足りなかったとしつつも、「あと2、3日あるから」と意識をすり合わせる時間があると強調し、27日のウクライナ戦に向けて改善できると意気込んだ。

 最後に、「悪いところだけじゃなくて、いい部分もある。そこをミーティングで共有して積み重ねていくことも大事です」と、ポジティブな側面もあったと分析した。

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