日本はPKで先制を許した [写真]=AMA/Getty Images
30歳の誕生日に日本代表初先発を果たしたDF宇賀神友弥(浦和レッズ)だったが、納得のプレーを見せることはできなかった。
日本代表は23日に国際親善試合でマリ代表と対戦。前半終了間際にPKで先制を許した日本は、後半アディショナルタイムにFW中島翔哉(ポルティモネンセ)が代表初ゴールを決めてなんとか追い付いたが、このまま1-1で引き分けた。
宇賀神が「経験不足だった」と振り返るのはPKを与えたシーン。自陣ペナルティエリア内でこぼれ球に反応した宇賀神は右足でボールを蹴り出そうとしたが、先にボールに触った相手選手の足を蹴ってしまい、ファウルを取られた。
「アフリカの選手はああいうところで(足が)伸びてくるっていうのは、なかなか自分は体験してこなかったので。やっぱりそこのワンシーンは経験不足だったと思います」
持ち前の積極的な攻撃参加でクロスボールを上げるシーンを作るなど、「ほかのプレーはすごく自信を持ってできた」というだけに、「失点に絡んでしまったのは非常に残念です」と落胆も大きい。
それでも4日後に控えるウクライナ代表戦に向け、「もう切り替えるしかないと思うので。しっかりと切り替えて、残りの練習からしっかりと示したいと思います」と気持ちを新たにした。