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35歳GK川島永嗣、本番モード切り替えへ「どれだけW杯を想定した戦いができるか」

2018.03.22

3月20日に誕生日を迎えた川島永嗣。試合前のため「ちょっとだけ」お祝いしたという [写真]=VI Images via Getty Images

 日本代表は21日、ベルギーのリエージュで合宿3日目の練習を実施。前日の3月20日に35歳の誕生日を迎えたGK川島永嗣(メス)は、「あんまり自分の中で年齢を気にすることはないですけど、周りから見たら“35歳”だと思うので(笑)。そういう意味ではより責任感をもっていかないといけない」と語った。

 川島は2010年に27歳でベルギーへ移籍し、その後もスコットランドとフランスで海外での経験を多く積んできた。だが、自身3度目となるW杯を見据え、「(経験を)積み重ねても本番で出なければ意味がない」と気を引き締める。「練習でいくら想定しても試合で止められなければ意味がない。やれることは自分でトライしているし、それがプラスになっていると信じていますけど、それを活かせるかどうかは、その瞬間の自分自身だと思うので、そういう瞬間に最大の力を発揮できるように日々の準備をしていくしかないと思います」。

 その“瞬間”に備えて、今から大会本番モードに近づけておくことが必要だ。川島は、3カ月後に迫るワールドカップの対戦相手を想定したマリ代表戦(23日)とウクライナ代表戦(27日)について、「チームとしてはやっぱり時間が限られているし、自分たちがどれだけ本当にW杯を想定した戦いができるかというのが、本当に大きなポイントとなると思う」と強調。「前回(の欧州遠征)は2試合とも負けているし、自分たち自身がどういう形で結果を求められるのかを考えてやらないといけない」と語った。

 今回の2試合もテストマッチだが、真剣勝負は変わらない。「親善試合だろうが、W杯だろうが、自分たちが日本を背負っているというのを、チームとしてこの親善試合でも出していかないといけない」と、日本代表としての誇りを持って戦うことを誓った。

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