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半年ぶり復帰の本田圭佑、「自分らしく」生き残り競争へ「W杯で勝つためにやってきた」

2018.03.22

ベルギーのリエージュ市内で練習を行った本田圭佑

 日本代表は21日、ベルギーのリエージュで合宿3日目の練習を実施。昨年9月以来の復帰となったFW本田圭佑(パチューカ)は「何人か初めてやった選手もいるので、新鮮は新鮮ですよね」と語った。

 代表から離れていた時期も常にW杯を意識して過ごしてきた。「パチューカでは自分がこの日本代表に欠けているものを補える付加価値とは何かと自問自答してトレーニングし、自分の強みをフォーカスして取り組んでいます」。今年に入ってからは、後期リーグ全12試合に出場し、4ゴール6アシストを記録。その好調ぶりで約半年ぶりに代表へ戻ってきた。

 コンディションは、練習でマッチアップした長友も絶賛するほどいいようだが、本人は「普通な感じですね。メキシコに行ってから長くなるし、メキシコでも波があって、悪くはないですけど、普通ですね。手応えは感じています」といたって冷静だ。

 それでも、生き残りをかけて本田の闘志は燃えている。「スタイル的に少なくとも監督の理想とするタイプではないのは100パーセント承知している」と本人は厳しい立場を認め、「ここからしっかりワールドカップの切符を手にするには、当然ながら結果も出さないといけない。自分がアシストでもいいし、アシストの前のパスでもいい。この2試合でどちらかで少なくともチャンスをもらえると思うので、なにかしらかのインパクトを残さないと厳しい可能性はある」と意気込んだ。

 さらに本田は、今回のベルギーでの2試合が「生き残るためだけの試合じゃない」とも話す。「W杯をゴールと設定した場合、自分がどういった形で3度目のW杯を迎えるべきなのか。選ばれる選ばれないを度外視して、選ばれるためだけのW杯はなんの意味もないと思っている。それが議論に上がり過ぎているけど、いつも自分はW杯で勝つためにやってきたし、そのスタイルはこれからも変えない。それで選ばれなかったら何の後悔もない」。すでに本番を見据えつつ、「自分らしくいきたい」とブレることなく生き残り競争に挑む。

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