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追加招集の酒井高徳、代表活性化へ「練習から厳しくやることが大事」

2018.03.21

追加招集で日本代表に合流した酒井高徳

 日本代表は20日、ベルギーのリエージュで合宿2日目の練習を実施。DF酒井宏樹(マルセイユ)とDF遠藤航(浦和レッズ)のサイドバック2名がケガを抱えているため、DF酒井高徳(ハンブルガーSV)が追加招集を受けて合流した。

 酒井高は発表時の欧州遠征メンバーから外れたものの、「もともと自分のスタンスをチームでやることが大事だと思っているタイプなので、(代表に)戻ってくるために、またパフォーマンスを上げればいいだけだと思っていたので、別に大丈夫でしたね」と冷静に受け止めていたようだ。

 それでも、すでに頭は代表モードに切り替えている。「ただただ合宿に参加するんじゃなくて、(代表から)外れる人がいる中で、入っている人がいることを、もっとチームとして理解して、練習から厳しくやることが大事だと思うし、その相乗効果が本大会にも通じてくると思う」と、より代表の活性化が必要だと説いた。

 23日にはW杯で同組のセネガル代表を想定したマリ代表と対戦する。酒井高は「(アフリカ勢は)身体能力があって速いイメージがあるから、やっぱりガチンコ勝負で真正面から向かっていったら難しい」と試合を見据えた。

「より組織的に守備をすることは苦手だと思うから、うまくコンビネーションで崩せたらいいかなと思う。逆にこっちの守備のときは、(相手に)速さや強さがあるから、うまく周りの選手と連動して守ることがすごく大事になってくる。簡単に打たせないとか、1人に対して2人行くとか、そういうコンパクトさが大事になると思うし、攻守においてよりキーになってくるのは組織ってところかなと思います」

 日本代表は23日に国際親善試合でマリ代表と、27日に「キリンチャレンジカップ2018 in EUROPE」でウクライナ代表と対戦する。

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