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宇佐美貴史、4戦連発でつかんだ自信「なんとなくのイメージではない」

2018.03.21

約9カ月ぶりの日本代表復帰を果たした宇佐美貴史

 日本代表は20日、ベルギーのリエージュで合宿2日目の練習を実施。FW宇佐美貴史(デュッセルドルフ)にとっては、「久しぶりだし、本当に上手い選手ばっかりだなと感じる」と久々の代表合宿参加となった。

 宇佐美は約9カ月ぶりの代表復帰を果たした。昨年6月の招集を最後に遠ざかっていたが、「代表への想いはずっと持っていた」。だからこそ、「まず代表を目指していく中で、所属クラブでどうあるべきかを常に言い聞かせ続けるしかなかった。(代表について)度外視して考えていたところは少しあります」と、クラブでの戦いに集中していた。

 それが4試合連続ゴールという結果としてあらわれ、代表復帰につながった。好調の中で宇佐美は「個人としてのフィーリングは、90分間をとおして1本のチャンスを狙うとか、90分間で1点を狙っていく感覚で、今までにない感覚だった」と、新たな得点への感覚もつかんだ。

「守備のタスクとかもこなしながら、チームの仕事もしながら、最後にゴールを狙っていくところで、その可能性をどんどん広げていくポジショニングとか走りとかは常にやっているつもりです。本当にいるべき場所にいる、決めるべきときに決める、ということをしっかりできれば、結果はついてくるという手応えはあります」

 さらに、デュッセルドルフで確実に結果を残したことで自信も高めた。ヴァイッド・ハリルホジッチ監督からは左FWとして招集されたが、クラブで主に右サイドでプレーする本人は「2列目ならどこでもやれる自信があります」と断言。

「なんとなくのイメージではなくて、2列目で高いパフォーマンスを発揮できるっていう確固たる自信はあります。(今までは)左サイドと真ん中寄りでしたけど、今は右でもしっかりと戦える自信があるので、ポリバレント性という部分も今は自信の1つになっています」と力強く語った。

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