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強敵との対決を「楽しめる」中島翔哉…ポルトガルでの活躍は「仲間と監督のおかげ」

2018.03.20

日本代表の練習に精を出す中島翔哉

 2018 FIFAワールドカップロシア大会まで残り約3カ月と迫ったこのタイミングで、ヴァイッド・ハリルホジッチ監督は新戦力を招集した。公式戦27試合出場9ゴール8アシストを記録したMF中島翔哉(ポルティモネンセ)だ。“ジョーカー”として活躍が期待されている中島は、本大会に向けて意気込みを語っている。

 実はAFCアジアカップ2015の前に、日本代表の練習に参加したことがある。当時の経験があるから、そこまでの「違和感」は感じなかった。

「あの時練習に参加したのを覚えていたので、全く初めての選手よりはやりやすいな、と思いました」

 昨年8月にFC東京からポルトガルのポルティモネンセへ移籍。安定した活躍を披露しているものの、日本でやっていた頃とやり方を変えた点は特にないと語る。

「こっちに来て何かを変えた点は、そこまでないと思います。(活躍できているのは)チームメイトと監督のおかげ。あのクラブに移籍したからこそ、日本代表に呼ばれるところまで来られました。彼らのためにも精一杯頑張りたいです」

「ポルトガルは自分の特徴を出しやすい環境ですね。国ごとにそれぞれのスタイルがあると思いますが、ここはもともと自分にあっているのかもしれません。それが結果に表れているのだと思います」

 ポルトガルではポルト、スポルティング、ベンフィカという3つのビッグクラブがある。強敵との戦いを自分の肌で感じることが成長を促し、サッカーを楽しめる要因になっている。

「やっぱり彼らはちょっとレベルが違います。プレースピードも速いです。でも、高いレベルの選手たちを相手にするとすごく楽しいんです。マリとウクライナがどれくらいのチームなのかは実際にやらないとわかりませんが、また楽しめるかなって思います。日本にいた時も楽しかったですが、今は違う楽しさがあります。色々な国の選手と対戦できるからですね」

 ハリルホジッチ監督は中島の“個”に期待しているとメンバー発表時に明らかにした。本人もその部分を前面に押し出したいと考えている。

「ボールを持ったら前を向いて仕掛けていくのが自分の持ち味です。そこはどのチームでもやっていたことなので、代表でも出していきたい。その部分を、うまく味方とプレーしながら出していければと思います」

 日本代表は23日にマリ代表、27日にウクライナ代表と対戦する。

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