2018.03.19

日本代表復帰を勝ち取った宇佐美貴史、好調維持で「代表でも力になれる」

宇佐美貴史
日本代表復帰を果たしたデュッセルドルフの宇佐美貴史 [写真]=Bongarts/Getty Images
Kota Minato

 3月の代表復帰に勝負をかけていた。デュッセルドルフに所属するFW宇佐美貴史は4試合連続ゴールで好調ぶりを証明し、約9カ月ぶりに日本代表復帰を果たした。

 宇佐美は代表発表翌日の16日、ブンデスリーガ2部第27節のアルミニア・ビーレフェルト戦で4試合連続の先発出場。右サイドに入り、立ち上がりからキレのある動きでチャンスに絡むと、5戦連発への期待も膨らんだが、63分に交代を告げられてノーゴールのままピッチを後にした。「わりと右サイドからどんどん勢いが増してきたところでの交代だったので本当に残念でした」と本人も試合後に悔しがった。

「全然疲れも感じていなかったですし、前半からわりといい感じで動けているなと思っていました。今は90分全体でチャンスが来ると見ているので、もちろん(ピッチに)いたかったです。だけど、すぐ試合が終わったあとに監督とも話しましたし、チームが勝ったので問題ないと思います」

 5戦連発への自信もあった。「(ピッチに)いたら100パーセント(点を)取れていたと思います」と宇佐美は冗談っぽく話すと、同じく先発出場したチームメイトのMF原口元気も「最後まで出ていてくれたら、たぶん結構面白いことができたと思う」と宇佐美の途中交代を残念がっていた。

 連続ゴールは途絶えたが、好調に変わりはない。宇佐美自身も「しっかり90分戦える体に戻ってきた充実感がある」と言う。2月には個人的にトレーナーを呼び、「体にネガティブな反応が出ているところをどんどん修正していった」。そうした取り組みが好調につながった。「地道なことも積み重なって、今コンディションが上がってきていると思う」。

 きっかけは日本代表への強い想いだ。「この3月の代表(で招集)がなかったら、(W杯出場は)もうないだろうと思っていた」。そんな危機感を抱きつつ、努力を続けた結果、約9カ月ぶりの代表復帰を勝ち取った。「すごく高揚しているわけではないです。今やれていることを出せれば、代表でも力になれると思うので、特に変わらないですかね。普段どおりという感じです」。そう冷静に語った宇佐美には自信が漂っていた。

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