2018.01.11

3バック一角の板倉滉、森保ジャパン公式戦第1号を生んだ攻撃意識

サッカーキング編集部

 森保ジャパンの公式戦第1号を決めたのは、3バックの一角に入ったDF板倉滉(ベガルタ仙台)だった。

 10日に行われたAFC U-23選手権のパレスチナ戦、前半20分にMF井上潮音(東京ヴェルディ)とのワンツーで抜け出すと、ペナルティエリア手前まで一気にドリブルで駆け上がる。右足シュートでゴールネットを揺らした板倉は、はにかんだ顔で拳を小さく握った。

 やけにリアクションが小さいと思ったら、「ガッツポーズをどうしようか考えていなかった」らしく、本人は「やっぱり点を取り慣れていないな」と再認識したという。「まさか自分が最初に点を取るとは思っていなかったので。点を取った時はびっくりしました」。そう言って板倉は笑みをこぼした。

 開始10分に一度ドリブルで持ち上がったことで、板倉は「仕掛けられる」という感触を得た。日本は序盤からボールを保持しながら、攻撃のスイッチを入れることができずにいたが、「前の選手がマンマーク気味に付かれていたので、自分が入って行って、そのスペースを使えたらチャンスになると思った」と最終ラインから戦況を分析。森保一監督から「運べるところは運ぶように」という指示を受けていたこともあって、自らボールを運んでチャンスを作ることを意識した。シャドーの岩崎悠人(京都サンガF.C.)と三好康児(コンサドーレ札幌)にマンマークが付くということは、どこかにスペースが生まれるということ。板倉は自分が上がることで数的優位を作り出し、攻撃のチャンスを広げた。

 守備では粘り強い対応で完封勝利に貢献。本職の仕事もきっちりとこなし、「最後は押し込まれたけど、ゼロで抑えられて良かった」と胸をなで下ろした。第2戦のタイ戦で勝利すればグループステージ突破が見えてくる。板倉は「次の試合もすぐにあるので、一喜一憂せずにやりたい」と中2日で臨む一戦をにらんだ。

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