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3大会連続となるW杯出場を目指す内田「日本国民全員がライバル」

2018.01.10

日本代表復帰を目指す内田(写真は2015年のもの)[写真]=Kaz Photography/Getty Images

 鹿島アントラーズは10日、新体制発表会見を実施した。会見終了後、ウニオン・ベルリンから約8シーズンぶりに鹿島に復帰したDF内田篤人が囲み取材に応じ、日本代表への思いを語った。

 2007年に19歳305日という若さでA代表デビューを果たして以降、コンスタントに代表に選出されてきた内田。2010 FIFAワールドカップ 南アフリカ、2014 FIFAワールドカップ ブラジルと2大会連続でW杯メンバーに選ばれた経験も持つ。


 W杯を半年後に控えたタイミングでのJリーグ復帰となったが、「代表への思いはもちろんある」と前置きしながらも、「W杯のために戻ってきたわけではない」と断言。「W杯が終わってからも鹿島でプレーしたいし。あと半年あるので鹿島でどれだけ戻せるのかという感じです」と続け、あくまでクラブでの活躍を当面の目標としていることを強調した。

 日本代表の情報については「ヤフーしか見ていないので」と多くは語らなかったが、一方で3大会連続となるW杯出場に対しては「変な話(代表に入るのは)日本人ならいいんですもんね?」と、内田らしい表現で意地を見せた。

「J2、J3、草サッカーだろうが、みんながチャンスあって、最後ハリルに名前を呼ばれるかも、という気持ちは日本国民全員が持っていてもいいのに、俺が持っていてもいいでしょ?」、「日本国民全員がライバルだと思っています。高校生だっておじさんだって呼ばれるかもしれない」と続け、冗談を交えながらも、W杯に対する熱い思いをのぞかせた。

「今年は(昌子)源だったり(植田)直(通)だったり、もっと選ばれていい選手がいると思うので、そこに自分も入っていければなと」

 “後輩”にも刺激を受ける内田は、3大会目となる大舞台を目指し静かな闘志を燃やしている。

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