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HSVでのボランチ起用に危機感 酒井高徳、ハリルから「スタメンは難しいと…」

2018.01.03

日本代表でのポジションに危機感を抱くDF酒井高徳 [写真]=Getty Images

 ハンブルガーSV(HSV)の主将を務めるDF酒井高徳は、日本代表でのポジション争いに危機感を抱いてるようだ。ドイツ紙『ビルト』が2日に伝えた。

 酒井は今シーズンの前半戦でブンデスリーガ13試合に出場。シーズン序盤はサイドバックでプレーしていたが、前半戦中盤からは主にボランチで起用されていた。

 しかし、酒井はヴァイッド・ハリルホジッチ監督に評価されているサイドバックで、代表での定位置確保を目指しているため、HSVでボランチでのプレーが続くことに危機感を感じているようだ。

「今の代表チームの状況は簡単ではないですね。(ハリルホジッチ)監督は、僕がクラブではボランチでプレーしているので、スタメンの座を渡すのは難しいと言っていました。前回のワールドカップは出場できなかったので、今回は出場したいです」

 それでも、チームが前半戦4勝3分10敗で降格圏の17位に沈んでいるため、「もちろん、監督が判断して、チームが僕を必要としているポジションでプレーします」と自身の責任の大きさも理解しているが、その一方で、「個人的には左右を問わずにサイドバックで出られればいいな、とは思います」と、W杯を見据えた本音も打ち明けた。

 酒井は今シーズン限りでHSVとの契約が切れるが、「クラブと良い話し合いができています。正しい道を進んでいると思いますよ」と延長に向けていい手応えを感じているという。

 ボランチのポジションが手薄な上に、移籍を求めるブラジル人MFワラシのストライキが報じられているHSV。ボランチとしての存在感が大きくなりそうな酒井にとっては、複雑なシーズン後半戦となりそうだ。

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