日本代表としてピッチに立った土居 [写真]=Getty Images
「チームとして最低限の結果は残せたと思います」。日本代表として初めてピッチに立った土居聖真(鹿島アントラーズ)は、淡々とそう応えた。
7日に急遽日本代表に選ばれ、12日には青いユニフォームに袖を通しピッチ上でプレー。土居の状況は一気に変わったものの、「やりづらさ」は感じなかったという。「試合ではどのポジションでも特徴を出そうと思っていたので、違和感はなかったです。練習の時から自分と似た選手と一緒にプレーするようにして、代表の感覚を掴んでいきました」
左サイドのMFとして先発し82分までプレーした土居は、小林悠(川崎フロンターレ)と川又堅碁(ジュビロ磐田)の後ろでプレーした。「距離が遠かった時は孤立してしまいましたが、距離が近い時に悠君とはうまく連携を取れていたと思います。一緒に相手の嫌がる部分でプレーできていました。川又君が入ってからは、相手の注意が川又君に向いていたので、その隙をつこうと狙っていました」
トップクラスの選手が集う日本代表の中で、土居は「ある程度やれた」理由を語った。「左サイドでいい関係性を持ってプレーできました。悠君と山本脩斗君(鹿島)と一緒に練習できませんでしたが、うまい選手とやると波長が合うのかなと思います。僕も彼らについて行けるように精度を上げていきたい」
感覚をつかんだ土居は16日の韓国代表戦に向けて準備を進めている。
By サッカーキング編集部
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