初出場へ意気込む三浦 [写真]=三浦彩乃
EAFF E-1サッカー選手権2017 決勝大会・初戦から一夜明け、練習後にDF三浦弦太(ガンバ大阪)が試合を振り返った。
出番こそなかったが、出場した時のイメージはしっかり持っていた。「相手が組織的にいい守備をしていたので、なかなか攻めづらかった」と前置きした上で、「テンポが良くなかった。急造チームなので味方との距離感を掴むのは難しいんですけど、自分が出ていたら積極的にパスとか入れたかった」と、前線が活性化できるようなボールをディフェンスラインから供給したかったという。
「まだ大会は2試合あります。もちろんチャンスがきたら自分のベストを出したいです」。朝鮮民主主義人民共和国戦では、GK中村航輔(柏レイソル)が奮闘。1-0の勝利に貢献した同年代の活躍に刺激を感じている。
日本代表に初招集された6月から、すでに半年が経過した。それまで招集はされるものの、出場機会を与えられていない。三浦は「出場したら結果を出すことにこだわりたい。それには自分のベストパフォーマンスが必要です。それができれば勝利に繋がると思っています。チームが勝利できれば、自分のアピールにも繋がる」と考えており、12日の中国戦では“待望の”初出場も視野に入れている。
取材の最後にはFW川又堅碁(ジュビロ磐田)が近くを通り、「うまくまとめろよ」とプレッシャーをかけられる。笑いながら「堅碁さんのようにしっかり準備したい」と応えると、「それもっと(メディアで)言っていけよ」と二人で周囲の笑いを誘った。
“いじられ役”もこなす三浦には周囲だけではなく、自分も笑顔で終わってもらいたい。
By サッカーキング編集部
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