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「点が取れるボランチに」…ミドルシュート突き刺した井手口陽介「まだまだだと思う」

決勝ゴールを決めた井手口 [写真]=Getty Images

 2018 FIFAワールドカップロシア アジア最終予選・オーストラリア戦と同じミドルシュートからのゴールだった。井手口陽介(ガンバ大阪)はEAFF E-1サッカー選手権2017 決勝大会の初戦で、再び日本を窮地から救ったのだ。

 相手に当たって入ったミドルシュートは「多少反響もあった」と、オーストラリア戦のゴールを思い出しながら淡々と語っている。

「ヴァイッド・ハリルホジッチ監督から特別何か言われなかったですね。チームとしては難しい試合だったと。まずは初戦を勝利で飾れてよかったと話していました」

 日本代表は同大会で国内組だけしか招集できないため、オーストラリア戦以降レギュラーに起用されている井手口にかかる期待は大きい。12日に行われる中国戦の印象は「今はまだ何もわからない」と正直な感想を述べつつも、「戦い方だったり、相手の特徴をしっかり把握したい」と、勝利のために対策をしっかり考えているところだという。

 殊勲のゴールを挙げた井手口は、フル出場した朝鮮民主主義人民共和国戦で課題も見つけている。「ボールを奪った後に横パスが多かったですね。だから縦パスをもっと入れられればよかったです。プラス裏とサイドへ送るパスっていうのも増やしていきたいです」

 最後に自身のゴールについても語った。「これからあの位置からのシュートを武器にしていきたいですね。それでも、まだまだだと思います。ゴールだけではなく、もっと前に出て得点を増やしていきたい。点取れるボランチを目指しています」

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