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香川真司、前回敗戦のコロンビアと同組で「また戦えるのはひとつの運命」

2017.12.03

レヴァークーゼン戦は前半途中から出場した香川。試合は1-1のドローで終わった [写真]=Bongarts/Getty Images

 2018 FIFAワールドカップ ロシアの組み合わせが決まったのを受け、ドルトムントに所属するMF香川真司は「すごく厳しい組」と感想を語った。

 ロシアW杯の組み合わせ抽選会が1日に行われ、日本はグループHでポーランド、セネガル、コロンビアと同組になった。翌2日のブンデスリーガ第14節レヴァークーゼン戦後、香川は「あんまり強いチームじゃないと捉えられがちですけど、すごく厳しい組」とグループの印象を語り、「そこでの油断が取り返しのつかないものになるということは、4年前も経験して感じています」と気を引き締めた。

 中でも、前回も同組で1-4の敗戦を喫したコロンビアについては、「また戦える機会があるのは、ひとつの運命だと思います」とリベンジへの強い思いを抱いている。前回は第3節で当たり、香川自身も85分までプレーしたが、結果的に未勝利のままグループステージ敗退に追い込まれた。今大会では初戦で当たるため、なおさら負けられない。「初戦の重要性は、誰しもが認識していると思うので、そこはすごく重要になると思います」。

 しかし、どのチームと同組でも、やることは変わらない。「まずは初戦に向けていい準備をするだけ」と4年前に悔しい経験をした香川は言う。「どのチームと当たろうと、W杯が常に厳しい戦いになるのは間違いない。おそらくこれから周りが、過去のデータを含めていろんなことを話し出すと思いますけど、僕たちは目の前の自分たちのことに集中してやるだけだと思います」。

 11月の欧州遠征は招集外だったため、まずは代表復帰へアピールが求められる。ブラジル戦とベルギー戦をスタンドで見守り、「すごく客観的に見れた」という香川は、日本代表について「本当に時間はないですし、みんなで集まれる時間もないので、どれだけみんなが危機感をもってやり続けるのかが、すごく大事になると思う」と自分に言い聞かせるように話し、「1人ひとりがどう自覚して、覚悟を持って日々やり続けるかがW杯で出ると思うので、自分はそのスタンスを崩さずにやっていくだけです」と改めて意気込んだ。

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By 湊昂大

Kota Minato イギリス大学留学後、『サッカーキング』での勤務を経てドイツに移住して取材活動を行う。2021年に帰国し、地元の広島でスポーツの取材を中心に活動中。

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