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最新FIFAランクはW杯抽選のポット分けに影響…ドイツが首位キープ、日本は44位でアジア3番手に

2017.10.16

日本代表は44位に後退した [写真]=Getty Images

 FIFA(国際サッカー連盟)は16日、最新のFIFAランキングを発表した。

 9月14日の前回発表では6大会連続6度目となるFIFAワールドカップ出場を決めたことが評価され、ヴァイッド・ハリルホジッチ監督就任後最高位の40位に浮上していた日本代表だが、今回のランキングでは4ランク下げて44位に。アジア3番手に後退した。アジア最高位は変わらずイランで34位、2番手は7ランクアップしたオーストラリアで43位。5ランク上げた中国が57位でアジア4番手に浮上し、韓国は11ランクダウンの62位となっている。

 また、前回の発表で首位を奪還していたドイツ代表が、今回も首位をキープ。6位までのチームは変わらなかったが、フランスが1ランク上げて7位、8位には3ランク上げたスペインが入り、2018 FIFA ワールドカップ ロシアの大陸間プレーオフに進出を決めたペルーが2ランクアップで10位に入っている。

 なお、今回発表されたFIFAランキングによって、12月1日にロシアのモスクワで行われるロシアW杯のグループリーグ抽選会のポット分けが決定。出場する32カ国をそれぞれポット1からポット4まで割り振り、その後各ポットから1カ国ずつを、グループAからグループHまでに振り分ける。

 ロシアを加えたFIFAランク上位7チーム、つまり、ロシア、ドイツ、ブラジル、ポルトガル、アルゼンチン、ベルギー、ポーランド、フランスの8カ国がポット1へ分配されることが決まっており、スペイン、イングランド、コロンビア、メキシコ、ウルグアイはポット2ヘ。ポット3はFIFAランクで16位から23位のチームが、ポット4は24位から32位のチームがそれぞれ入ることになる。

 欧州は同じ組に最大2カ国までとし、欧州を除く地域は同じ組に同じ地域の国は入らないという。現時点でW杯本大会の出場を決めているのは23チームで、11月にアフリカ最終予選最終節、欧州プレーオフ、大陸間プレーオフが行われ、残りの9チームが決定することになる。

 次回のFIFAランキング発表は11月23日に予定されている。

■ロシア・ワールドカップ アジア最終予選出場12カ国
▼グループA
34位 イラン
62位 韓国
76位 ウズベキスタン
57位 中国
97位 カタール
77位 シリア

▼グループB
44位 日本
43位 オーストラリア
63位 サウジアラビア
72位 アラブ首長国連邦(UAE)
80位 イラク
138位 タイ

■トップ10
1位 ドイツ
2位 ブラジル
3位 ポルトガル
4位 アルゼンチン
5位 ベルギー
6位 ポーランド
7位 フランス
8位 スペイン
9位 チリ
10位 ペルー

■ブラジル・ワールドカップ後の日本の順位の推移
2014年8月 44位
2014年9月 48位
2014年10月 52位
2014年11月 53位
2014年12月 54位
2015年1月 54位
2015年2月 55位(ハビエル・アギーレ監督契約解除)
2015年3月 53位(ヴァイッド・ハリルホジッチ監督就任)
2015年4月 50位
2015年5月 50位
2015年6月 52位
2015年7月 50位
2015年8月 56位
2015年9月 58位
2015年10月 55位
2015年11月 50位
2015年12月 53位
2016年1月 53位
2016年2月 58位
2016年3月 56位
2016年4月 57位
2016年5月 57位
2016年6月 53位
2016年7月 57位
2016年8月 49位
2016年9月 56位
2016年10月 51位
2016年11月 45位
2016年12月 45位
2017年1月 46位
2017年2月 52位
2017年3月 51位
2017年4月 44位
2017年5月 44位
2017年6月 45位
2017年7月 46位
2017年8月 44位
2017年9月 40位

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