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敵地サウジでの敗戦を教訓に…原口元気「負けましたで片付けてはダメ」

2017.09.06

サウジアラビア戦で先発出場した原口元気 [写真]=Getty Images

 ワールドカップ出場を決めたオーストラリア代表戦から中4日。サウジアラビア代表戦でスタメンに抜擢された原口元気だったが、酷暑の敵地で「難しさを感じた」ようだ。

 オーストラリア戦ではスピードが武器の浅野拓磨、テクニックに長けた乾貴士を両サイドに配置。豊富な運動量でハイプレッシャーを掛け続け完封勝利を挙げた。サウジアラビア戦では前線3人を総入れ替え。原口と本田圭佑がサイドを務め、岡崎慎司が最前線に入る陣容で臨んだ。しかしながら、敵地・サウジアラビアでオーストラリア戦のような戦い方は不可能だった。「この気候であれをやれというのは不可能。どれだけ良いコンディションの選手が揃っていたとしても、たぶんそれはできない」と原口。日本代表はミドルシュートやセットプレーから相手ゴールに迫ったが、63分に失点を喫してしまう。試合は0-1のままタイムアップを迎え、アジア最終予選第1節のUAE代表戦以来の黒星となった。

 原口は「もう少し前から行けるかなと思いましたけど、最初の10分でこれはしんどいなと感じた。チームとして引くというか、ある程度は様子を見ながらという展開になったので、取ったとしても低い位置だったし、取ってもイメージがあまり共有できていなかった」と振り返った。しかしながら、「生かさないといけないですよね。はい、負けましたで片付けてはダメ」と語る。「ここまで悪いコンディションで戦うことはこの先ないかもしれないけど、それを言い訳にしてもしょうがないので。もし相手が引いたりとか、戦いにくい相手がきた時に、どう戦うかというのは考える必要があるなと思います」。ロシアW杯開幕まで約9カ月。今回の敗戦を教訓にすることを誓った。

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