豪戦はベンチ外となった武藤、悔しさを語る「チャンスがあれば…」

武藤嘉紀

サウジアラビア戦に向けて準備している武藤 [写真]=Getty Images

 日本代表は5日、2018 FIFAワールドカップ ロシア アジア最終予選の最終節でサウジアラビアと対戦する。オーストラリア戦はベンチ外だったFW武藤嘉紀(マインツ)が最終戦に向けてコメントを残した。

 オーストラリア戦でベンチ外というのはどのタイミングで知り、その時の心境を聞かれた武藤は「最後の最後です。もちろん悔しいですし、そのために準備してきたってこともあったから、ホントに悔しい思いの方が強かったです。だけど、やっぱりワールドカップ出場を決めてもらって、自分は関われなかったですけど、そこに出るチャンスをもらえたってことはプラスと考えて、そこで出場できればいい。そこに合わせて、やっぱりワールドカップの本戦に出場すること、そのためにも次の試合や、ここからの親善試合とか、そういうのがホントに大事になるかなと思います」と語った。

 また、出場する時のポジションについては「どこで出てもイメージはできています。真ん中でやる時は、やっぱりしっかりと収めないといけないですし、走る量も増やさなければならない。この間のオーストラリア戦でも前3人が非常によく走っていたので、自分が出た時にも同じように前からしっかりと走って、とにかく走る量っていうのは増やさなければいけないと思います」と話し、以下のように続けた。

「左サイドでは、ゴールに直結するようなプレー、とにかく上下運動っていうのはこの暑い中でもしっかりやることが大事だと思います。ゴール取れれば自信になりますし、アピールにもなると思うので、自分にとっては消化試合ではないので、とにかくアピールする機会としても得点を取ることっていうのを第一に考えていきたいと思っています」

 最後にサウジアラビア戦については「試合に出場した時のイメージはできています。オーストラリア戦に関しても準備はできていたんで、とにかくチャンスがあればそれをモノにしたいなと思っています」と意気込みを語った。

 6大会連続のW杯出場権を獲得した日本は5日、サウジアラビア戦に臨む。

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