途中出場の西大輔がPKを決めて同点に追いついた
「第23回デフリンピック夏季大会」に出場しているろう者サッカー男子日本代表は21日、予選リーグ2戦目でアルゼンチンと対戦した。
開幕戦で大会初勝利を手にした日本だったが、一瞬の隙をつかれて立て続けに2失点。前半は好機を見いだせないまま、0-2で折り返した。
後半、2点を追う日本が反撃に出る。センターサークル付近でボールを奪うと、中島正行、東海林直広、古島啓太、吉野勇樹とパスがつながる。吉野がドリブルで持ち込み、DF1人かわして左足で決めて1点差に迫る。
さらに、途中出場の西大輔がドリブルで仕掛けると、パスを受けた古島が倒されてPKを獲得。同点の好機を西が落ち着いて決めて、スコアは2-2に。最後まで逆転ゴールを狙い果敢に攻めた日本だったが、勝ち点1を分け合う結果となった。
グループ最終戦、日本はイタリアに引き分け以上で予選突破が決まる。
By サッカーキング編集部
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