得点した子どもと喜びを分かち合う長友佑都
インテルに所属する日本代表DF長友佑都がアンバサダーを務めるABC-MARTのサッカークリニック『ABC-MART 長友佑都スペシャルカリキュラム』が16日に開催され、ABC-MARTの店長やスタッフを対象としたメンタルとフィジカルトレーニング、小学生を対象としたクリニック、またイベント参加者全員が参加したパワーランチ昼食会が行われた。
子どもたちとのクリニックではピッチを駆け回った長友。「とても元気でエネルギーをもらった」「うまかったですね。僕も100%に近いパワーを出しました」と笑顔で話し、日本代表戦明けのコンディションについても「回復は問題ありません」とコメント。
イラク戦は中立地イランでの開催となり、キックオフ時には35度を超えるようなコンディションで行われ、結果1-1のドローに終わった。フル出場した長友は、「ハードでした。暑さ以外にも高地での開催だったので」と、両チームともに消耗の激しかった試合を振り返る。8月31日のオーストラリア戦に勝利すればロシア・ワールドカップ出場を決められる一方、予選残り2試合がオーストラリア、サウジアラビアと出場を争う国との直接対決のみとなる。「代表ではW杯の切符をつかまないといけないです。海外に戻っても厳しい戦いが続きます。しっかりとピッチの中で結果を残せるように頑張ります」と子どもたちの前で誓った。
現在はオフシーズンとなるが、「絶対負けられない戦いが2試合あります。オフと言えども、気は抜けないです。代表戦のことが常に頭の片隅にあるので。W杯に行けるか決まる試合なので、結果が出ないということは日本サッカーにとってもあり得ないことなので、しっかりと決めたいです」と力強く話す。
また、長友は現在、インテルから移籍するのではないかと一部では報じられている。長友は、「インテルに残るか、移籍するかはまだわかりません。自分のことをしっかりと求めてくれる場所で貢献したいという気持ちがあるので、どこのチーム、どこの場所でも貢献するだけです。ヨーロッパのどこに移籍しても確実に試合に出られるということはないので。残っても出ても、激しい競争が待っています。もちろん、試合には出たいので、インテルに残るか、移籍するかを考えたいです」と、残留を第一にというわけではなく、他クラブへの移籍も視野に入れていると話した。
去就や代表戦がある忙しいオフシーズンとなる一方で、平愛梨さんとの挙式も控える長友。「素敵な日になれば」と話すと「いろいろな方に感謝を伝えたい」と、これまで支えてくれた人への思いを伝える場にしたいとコメントしている。
By サッカーキング編集部
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