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“懐かしの地”秋津でアピールに燃える加藤恒平「僕が一番下なので」

2017.05.29

自身初の代表合宿でトレーニングを行う加藤恒平 [写真]=野口岳彦

 日本代表は29日、6月に行われるキリンチャレンジカップ2017のシリア代表戦、2018 FIFAワールドカップロシア アジア最終予選イラク代表戦の2試合に向け、合宿2日目を迎えた。

 今回が代表初招集となったMF加藤恒平(REC・ペロエ・スタラ・ザゴラ/ブルガリア)は、「みんな良く声をかけてくれるし、僕の方からも聞いている。ためになっています」と問題なくチームに馴染んだ様子。「練習は厳しい」と感想を明かしたものの、代表での生活は「比較的イメージ通り。全部環境は整っているし、サインも求められました」と、想像通りの環境だと述べた。

 トレーニングについては「動きの中で、しっかりスピードであったり、ついていけるように頑張りたい。そこ(ボール奪取)は僕のストロングポイントでもあるので、どの練習でもアピールしたいです」と意欲的に語ると、「僕が一番下の立場なので、練習からアピールして、試合で頑張りたいと思います」と続けた。

 合宿が行われている秋津サッカー場は、ジェフユナイテッド千葉の下部組織出身である加藤にとっては、馴染みのあるグラウンドだ。「ユースの時、試合は何回かやりました」と明かした加藤は、「まさか代表としてここでやるとは思ってなかったので、でも懐かしい感じはあります」とコメント。そして「周りが気を遣ってくれているので、本当に入りやすさはあります。ありがたいです。何回かちょっと足を削っちゃったので、そこは気を付けないと、チームメイトだと思いながら。でも、自分のストロングポイントは出しながらとは思っています」と、改めて仲間への感謝と気遣いを見せつつ、ポジション争いへの意気込みを語った。

 日本代表は6月7日に東京スタジアムでシリア代表とのキリンチャレンジカップを戦った後、イランへと向かい、同13日にアジア最終予選第8節でイラク代表と対戦する。

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