日本代表入りを果たした加藤恒平
ブルガリアのPFCベロエ・スタラ・ザゴラに所属する日本代表MF加藤恒平が26日に帰国し、空港で囲み取材に応じた。
25日の日本代表メンバー発表で、初の代表入りを果たしたことについて「素直に嬉しい気持ちと、ここからが勝負という気持ちです。すごいプレッシャーでもありますし、自分がピッチの上でどれだけできるのかがすごく大切なので、しっかりと準備していきたいです」と率直な感想を述べた。
ハリルホジッチ監督は加藤に対し、守備の部分で期待を寄せているが、「そういうところを求めて海外でやってきたので、そこに対しては自信を持っています。自分の守備が攻撃の起点となるようなプレーができればいいなと思います」と自信を覗かせ、「監督も守備のところは第一に期待してくれていると思うので、監督が求めることプラスアルファで自分がやってきたことをしっかりと出して、攻撃のところでも良さを出せればいいなと思います」と続けた。
加藤は初の日本代表入りを家族に報告した際、「最初は信じてくれなかった(笑)」そう。「最初は『嘘やろ!』って言われて……。でも、しばらくしたら『出ないと意味ないからね』と要求が高くなってました(笑)」と笑顔で明かした。
最後に「試合に出るかどうかも分からない状況で一番下からのスタートだと思うんですけど、合宿からしっかりとアピールしたいです。もしチャンスがもらえたら、自分のプレーでチームに貢献できたらなと思います」と意気込んでいる。