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ハリル、代表初招集の加藤恒平について「アグレッシブで守備の修正役」

2017.05.25

日本代表初招集が決まった加藤 [写真]=Getty Images

 日本サッカー協会(JFA)は25日、キリンチャレンジカップ2017のシリア代表戦、2018 FIFAワールドカップロシア アジア最終予選イラク戦の2試合に臨む日本代表メンバー25名を発表した。ヴァイッド・ハリルホジッチ監督は、今回初めて招集したMF加藤恒平について、1年追跡した上での招集であることを明かした。

 加藤は今シーズンからブルガリア1部のREC・ベロエ・スタラ・ザゴラでプレーする27歳。2012年にFC町田ゼルビアを退団後、モンテネグロ、ポーランドと渡り歩いた異色の経歴を持つ。

 ハリルホジッチ監督は初招集の加藤に対し「我々は1年に渡って加藤のことを追ってきた。4回、スタッフを現地に送って直接チェックもしている」とコメントし、加藤の特徴について以下のように語っている。

「山口蛍に似ている。アグレッシブで、良いパスが出せる。守備の修正役だ。2列目としてプレーできる。蛍と比べるとややパワーに劣る。しかしプレーの予測とアグレッシブさが特徴」と語り、守備的な役割に期待を寄せた。

 また「すぐにはプレーさせないだろう。お互いを理解する時間が必要」とし、まずはチームに溶け込むことが優先との見方を示した。

 日本代表は6月7日、東京スタジアムでシリア代表とのキリンチャレンジカップを戦った後、13日に敵地でイラク代表とのアジア最終予選に臨む。日本代表はアジア最終予選7試合を終えた時点で、5勝1分け1敗の勝ち点「16」で首位に立っている。

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