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南米王者との力の差を実感…堂安律「決め切る力や最後の質が高かった」

2017.05.25

2戦連続でフル出場した堂安律だが、ノーゴールに終わった [写真]=佐藤博之

 FIFA U-20ワールドカップ韓国2017 グループD第2節が24日に行われ、U-20日本代表はU-20ウルグアイ代表と対戦し、0-2で敗れた。

 2試合連続でフル出場した堂安律ガンバ大阪)は、初戦の南アフリカ戦で決勝ゴールを決めたものの、この日はチャンスを決め切れず、ノーゴール。「結果的に点を取れなかったので、自分の責任。そこは反省して次に生かしていきたい」と悔やんだ。

 南米王者に力の差を見せつけられた。「南米の相手は僕個人的には初めてだった」という堂安は、「やっぱり決め切る力や最後の質は相手の方がレベルが高かったし、回させられている感覚が前半はあった」とウルグアイとの力の差を実感。

「持てば何かができそうな雰囲気はあった」という堂安だが、得意とする1対1の場面でも相手のリーチの長さ苦しんだ。「自分の感覚で外したと思っても、相手の足が残る。残っている足は力が入らないはずなんですけど、そこでも球際が強い。ちょっと違う感覚はありました」と戸惑いを明かし、「もう1人味方が来てくれたり、もう1つ自分で外せたりできていたら。周りのせいではなくて、自分個人が打開しないといけないんで、そういう質も求められる」と続けた。

 さらに内山篤監督が「最後の決定力は課題」というように、2戦連発を逃した堂安もウルグアイに見せつけられた「最後の質」を課題に挙げる。「ボールを持てる部分もありましたけど、最後に何ができるかっていうのは個人のところ。どれだけボールを回しても最後に決めなければ意味がないので、そこの質にこだわってやりたい」。

 次戦はグループ突破を懸けて27日にU-20イタリア代表と対戦する。堂安は気持ちを切り換え、「勝ちを目指して頑張ります」と勝利を誓った。

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