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U20代表が南ア戦に向けて最終調整…久保、グループ突破へ「初戦が大事」

2017.05.20

試合会場に隣接するピッチで最終調整を行った

 いよいよ世界での戦いが始まる。FIFA U-20ワールドカップ韓国2017に臨むU-20日本代表が20日、初戦の南アフリカ戦に向けて最終調整を行った。

 攻撃の組み立て方やセットプレーを中心に確認。最後は、前日同様に堂安律(ガンバ大阪)や小川航基(ジュビロ磐田)、久保建英(FC東京U-18)らがFKの練習を行い、約1時間汗を流した。

 初戦を明日に控え、選手たちがそろって口にしたのは「失うものは何もない」という言葉だった。日本は5大会10年ぶりの出場。初めてアジア王者として臨むが、そこに気負いはない。左サイドハーフで先発が濃厚な三好康児川崎フロンターレ)は、「本当に失うものは何もない。どんどん挑戦するだけだと思っています。何点とは言えないですけど、とりあえず点を取りたい」とチャレンジャー精神で挑む。

 守備の要であるセンターバックのDF冨安健洋アビスパ福岡)は、「Jリーグでやっている相手と違って世界が相手になるので、いつもとは違う感覚になると思います。『いつもとは違うぞ』と言い聞かせながらしっかりとプレーしたい」と気を引き締めた。

 また、注目が集まる15歳の久保は、途中出場での起用が予想される。「いつ出てもいいように準備しています。初戦はグループリーグ突破に向けてとても大事になる。心も気持ちもしっかりと100パーセントに持っていけるようにしたい」と冷静に語った。

 まずはグループステージ突破を目指す日本。21日に南アフリカと初戦、24日にウルグアイと第2戦、27日にイタリアと第3戦を戦う。

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