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ビーチサッカー日本代表、赤熊卓弥のハットで食い下がるも、前回準優勝のタヒチに惜敗

2017.05.01

ビーチサッカー日本代表はタヒチに敗れてグループリーグで1勝1敗。最終戦でブラジルと対戦する

 ビーチサッカーワールドカップ(W杯)初戦のポーランド戦に勝利した日本は、2連勝し決勝トーナメント進出を決めるべく、4月30日、グループリーグ第2戦のタヒチ戦に挑んだ。スターディングメンバーには初戦と同じGK照喜名辰吾、田畑輝樹、大場崇晃、茂怜羅オズ、後藤崇介が名を連ねた。初戦と同じく15時30分のキックオフだが、海沿いのスタジアムには風が吹き、初戦より多少暑さは和らいだ。

 序盤から熱戦となり、4分にスコアが動く。日本と同じくGKを使う戦術でタヒチにゴールを奪われ、日本は追いかける苦しいスタートとなった。だが、日本チームを率いるマルセロ・メンデス監督が、「失点しても最後まで自分たちのサッカーをしよう」と選手たちに伝えていた通り、選手たちは想定内のゲーム展開に慌てることなくプレー。日本もGKを起点に攻撃を仕掛けるが、強さのあるDF陣に阻まれ、ゴールを決めることができず第1ピリオドを終えた。

「最後まで諦めないで点を取りに行こう」と声を掛け合って入った第2ピリオドは、開始早々から日本が相手ゴールに迫った。大場の狙いすましたロングシュートや茂怜羅の2度のFKのチャンスもあったが、前回大会で最優秀ゴールキーパーに選ばれたGKトロヒアが立ちはだかり、なかなか得点することができない。一方、日本のGK照喜名も好セーブを見せ、互いに失点することなく第2ピリオドを終えた。

 勝負の最終ピリオド、選手・スタッフが円陣を組み気持ちを一つにして試合に入ると、田畑のCKを赤熊卓弥がヘッドで合わせて同点とし、チームは息を吹き返した。しかし、直後のキックオフから再びリードを奪われ1-2。さらにその2分後には、CKから失点し1-3の苦しい展開になる。諦めない日本は、ベテランのGK照喜名が最後尾から声を張って指示を送り、相手シュートをストップして、勝利への強い気持ちを見せた。

 すると31分、前線でパスを受けた赤熊が、DFと競りながら執念の追加点。その勢いは止まらず、残り2分でGK照喜名が左サイドに開いた山内につなぐと、山内が中に折り返し、赤熊がダイビングヘッドで同点弾を決めた。だが、ほっとした瞬間に失点し、3-4で惜敗。GK照喜名は、「この試合は、キーパーシュートの精度で決まると思っていた。俺が1得点あるいは、1アシストできないと苦しくなるだろうと思っていた。取りたかった1点を取れなかったのは痛い」と悔しがった。

 1勝1敗となった日本は、5月2日18時30分(日本時間5月3日7時30分)から、グループリーグ最終戦で、2勝を挙げている強豪ブラジルと決勝トーナメント進出をかけて戦う。

文=Noriko NAGANO

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