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「『タイ戦は罠』だと監督も言っている」…GK西川が考えるタイ代表対策とは

2017.03.26

タイ代表戦を見据えた西川周作(写真右) [写真]=三浦彩乃

 日本代表は26日、2018 FIFAワールドカップロシア アジア最終予選・タイ代表戦に向け、埼玉県内でトレーニングを行った。敵地でのUAE代表戦はベンチから戦況を見守ったGK西川周作が、タイ代表戦に向けた意気込みを語っている。

 ヴァヒド・ハリルホジッチ監督の就任以降、正守護神としてゴールマウスに立ち続けてきた西川。UAE戦について「さすがだなと思ったのは、コンちゃん(今野泰幸)の働き。誰が見ていても素晴らしかったと思います。もう一人は(川島)永嗣さん。UAEの環境で、ドアウェイの中で落ち着いて、パーフェクトに近いプレーをしていたと思いますし、あのメンタルの強さは自分も見習っていかないといけない」と振り返り、「レベルの高い選手と一緒にトレーニングすることで、自分の意識もさらに変わってくるので、本当に充実した時間を過ごせています」と語った。


 UAE戦で久々の先発出場となった川島については「ゴール前での迫力、特に1対1だったり、体の使い方、うまくコースを消す技術は本当にすごいなと思います。あれはやっぱり永嗣さんにしかできないですし、逆にそこを見習って自分のものにしたい」とコメントした。

 28日に迫ったタイ戦に向けては「『タイ戦は罠』だと監督も言っていて、これを落としてしまうと取り返しのつかないことになるという危機感を持っていますし、自分たちもそのつもりで振る舞わないといけない」と最下位に沈む相手を警戒。「GKとしてはDFとうまくコミュニケーションを取りながら、練習でもやれているし、うまく時間を作るのは一つの手かなと。早くやるのも一つのリズムですけど、流れが悪い時にGKが時間を作ったり、あるいはDFの背後に大きく蹴ってラインを上げて、前掛かりにいくのも一つの手だと思うので、そこは流れを見ながら一人ひとりがやれれば」と状況によって戦い方を最後尾からコントロールする意向を示した。

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