UAE戦に先発出場した山口蛍(下段右から2人目)[写真]=Anadolu Agency/Getty Images
ボランチに負傷者が続出する緊急事態に見舞われているが、山口蛍(セレッソ大坂)は「いつも通りの役割をやれたらいい」と冷静だ。
日本代表は25日、2018 FIFAワールドカップ ロシア アジア最終予選第7戦のタイ代表戦に向け、埼玉県内で練習を行った。この日、FW大迫勇也(ケルン)、MF今野泰幸(ガンバ大阪)、MF高萩洋次郎(FC東京)の負傷離脱が発表され、追加招集のFW小林悠(川崎フロンターレ)、MF遠藤航(浦和レッズ)が合流した。
右ひざを負傷したキャプテンの長谷部誠(フランクフルト)に始まり、23日のUAE(アラブ首長国連邦)戦で1ゴールを奪うなど勝利に貢献した今野は左第5趾基節骨骨折、高萩も右母趾末節骨骨折と、ボランチの選手が相次いで負傷離脱となった。
この緊急事態に「ケガは仕方ないんで、できる選手で頑張るしかない」という山口は、活躍にますます期待が高まるが「自分はいつも自分らしく、自分のプレーができたらいいと思う」と自然体を貫いてる。
「自分が次に出られるかどうかも分かんないので、あんまり何も言えないですけど、でも出ても出なくても役割っていうのはいつも変わらないと思うんで、誰と組んでも自分はいつも通りの役割をやれたらいいかなと思う」
現在アジア最終予選グループB2位の日本は、28日にホームで同最下位のタイと対戦する。山口は「対戦相手が誰であってもやることは変わらないと思うし、求められてる役割も一緒だと思う」と自身に関してはあくまでも冷静だが、「勝たなくちゃいけないことには変わりない。どういう形であれ、勝ちにはこだわりたい」と闘志を燃やしている。
By サッカーキング編集部
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