今季からFC東京でプレーしている高萩洋次郎 [写真]=Getty Images for DAZN
日本サッカー協会(JFA)は16日、2018 FIFAワールドカップロシア アジア最終予選の2試合に臨む日本代表メンバー25名を発表した。ヴァイッド・ハリルホジッチ監督は、自身の就任後初めて招集したMF高萩洋次郎(FC東京)について、能力を高く評価していることを明かした。
2013年7月以来の代表選出となった高萩。ハリルホジッチ監督就任後、初めて日本代表に名を連ねることとなった。
今季からFC東京でプレーする30歳について、ハリルホジッチ監督は「彼とは面識はない。過去に代表に招集されたことは知っている。性格の部分も含めて、彼のことをこれから知っていきたい」とコメントし、以下のように語っている。
「彼からのボールで攻撃が始まるという、質の高さを見せていた。プレーの読みも良かった。組み立ての中で違いを見せられるテクニックがある。守備面を見ると、(山口)蛍や今野(泰幸)、長谷部(誠)のように(守備面で)リカバリーできるタイプではないが、補完できると思う。様々な状況で選手たちは補完し合うもので、補い合うことができると思う」
「そして彼は(身長が)183(センチメートル)あるので、DFに向かってくるボールを考えても有用な選手かもしれない。(日本代表の)戦術の中での彼を見たい」
ウェスタン・シドニー・ワンダラーズやFCソウルでプレーし、アジアレベルでの経験も豊富な高萩は、日本代表のミドルゾーンで輝きを放つことができるだろうか。
日本代表はアジア最終予選5試合を終えて3勝1分け1敗、勝ち点「10」で2位となっている。今月23日にUAE(アラブ首長国連邦)代表と対戦した後、28日にはホーム・埼玉スタジアムでタイ代表と対戦。グループBには両国のほか、サウジアラビア、オーストラリア、イラクが同居。グループ上位2カ国に入れば本大会への出場権獲得となる。
By サッカーキング編集部
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