10日にトレーニングを行ったDF吉田麻也 [写真]=JFA
日本代表は10日、キリンチャレンジカップ2016のオマーン代表戦を翌日に控え、試合会場となる茨城県立カシマサッカースタジアムでトレーニングを行った。
所属するサウサンプトンで公式戦2試合連続フル出場を果たして代表に合流したDF吉田麻也は、「感触はいいですね、やっぱり。試合にコンスタントに出られていますし。まあ、そこの心配は特にしていないです」と、10月の代表戦の時と比べてコンディションが良いと明かす。
オマーン戦については、「やっぱり、帰ってきて時差がある中でいきなり絶対に負けられない予選を戦わないといけないっていうよりかは、心も体も余裕があるのでいいかなと思います」とコメント。15日に行われる2018 FIFAワールドカップロシア アジア最終予選のサウジアラビア代表戦を見据え、「(オマーン戦では)自分たちがやろうとしていることを一つでも多く出して、いい形で次の試合に向けられるようにしたいと思います」と述べた。
続けて、「視野の広さも、やっぱり毎試合こなしていた方がよりワイドに取れるし、フィジカルコンディションももちろん良いです。ボールを触る感覚だったり、読みの感覚っていうのも研ぎ澄まされていくかなと思います」と改めて自身の好調ぶりをアピール。
そして最後に、J2リーグ降格が決まった古巣の名古屋グランパスについて、「(本田圭佑が言っていた)『落ちることが悪いと思わない』とは僕は思わないです(笑)」と自身の考えを主張。そのうえで「落ちるのは嫌です。でも、本田さんが言っているように、ポジティブに考えるとか、こうなってしまったことは変えられないので。これを機に、新しく生まれ変わってほしいと思います。いちファンとしては非常に心痛い記事がたくさん出てくるなあと感じますけど。僕は外部の人間なので、言いづらいし、言う資格もないと思いますけど」と話した。
By サッカーキング編集部
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