2016.07.02

「二人で奈良ちゃんの分も」…川崎コンビ大島&原川、同僚の思いも胸にリオ五輪へ

リオ五輪代表に選ばれた大島僚太(左)と原川力(右) 写真提供=川崎フロンターレ
サッカー総合情報サイト

 1日に発表されたリオデジャネイロ・オリンピック日本代表メンバーに川崎フロンターレからMF原川力とMF大島僚太が選出された。

 発表の瞬間は「今までと変わらない気持ちで聞くことができて、特に心境が高ぶるということはなかった」という大島だが、それでも「いろんな人から連絡をもらって、応援されているなと実感して、頑張らなければいけないという責任がわいてきました」と改めて気を引き締めた。そして「ゴールに絡むプレーや、ボランチなので守備でも貢献しなければいけない」と自身の目標も口にした。

 一方の原川は「責任もあるし、やらなければいけないという締まった気持ちのほうが大きい」と決意を新たにすると、「攻撃も守備もすべてにおいて違いを見せることが必要。同世代の世界の選手とやるのが初めてなので、自分の現在地を知る意味でもいい経験になると思うし、まずは思い切ってやることが大事かなと思う」とブラジルでの戦いを見据えた。

 2016年に川崎へ移籍した原川は代表メンバー入りを果たしたことで、「守備のところでいろんな引き出しが持てるようになった」と新天地での成長を改めて実感。だがその一方で、同じく2016年に加入したDF奈良竜樹は1月のAFC U-23アジア選手権で3試合に出場し、優勝に貢献したものの、5月に左足脛骨を骨折してしまいメンバー外となった。

「一緒に行動する時間が多かったですし、やっぱり悔しいのは本人だと思う。そういう選手がいるということを理解しながら、頭の片隅に置きながらチームとしてプレーしないといけないかなと思う」と原川が話せば、大島も「奈良ちゃんは今年から同じチームになって、試合も一緒に出ていたので、すごく残念な気持ちもある。(負傷した)試合のことを思い出すと辛くなるけど、リキ(原川)と二人で奈良ちゃんの分も頑張りたいと思う」とコメント。チームメイトの思いを胸に活躍することを誓った。

 さらに日本中の期待も背負って戦う両選手は、前世代がロンドン大会であと一歩の4位に終わったこともあり、メダル獲得への思いも強い。「ずっと監督もメダル獲得という目標を掲げていますし、選手全員そこを目標にしてやっている」(原川)、「まずはメダルを目指して頑張りたい」(大島)と闘志を燃やしており、目標のメダルに向けて「初戦が大事」と口を揃える。

 約1カ月後に迫る8月4日の初戦は、アフリカ王者のナイジェリアと激突する。原川は「初戦に向けていい準備をしていけたらいい」と語り、大島は「緊張や不安も楽しみながら初戦を全力で臨んで勢いに乗っていければ(メダルを)獲得できると思う」とリオでの戦いを展望した。

 日本は本大会でグループBに入り、ナイジェリアとの初戦後、8月7日にコロンビアと、同10日にスウェーデンと対戦する。


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