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浦和FW興梠慎三、リオ五輪のオーバーエイジに内定…最後の1枠が決定

2016.06.23

オーバーエイジ枠でのリオ五輪出場が内定した興梠慎三 [写真]=Getty Images

 浦和レッズに所属するFW興梠慎三が、リオデジャネイロ・オリンピックに臨むU-23日本代表のオーバーエイジ枠登録選手として内定した。浦和と日本サッカー協会(JFA)が23日に発表した。

 オリンピックの男子サッカー競技には「本大会開催前の12月31日時点で23歳未満」という出場資格規定があるが、「24歳以上の選手を3名まで登録できる」という通称“オーバーエイジ(OA)枠ルール”が適用される。JFAは14日にガンバ大阪のDF藤春廣輝、サンフレッチェ広島のDF塩谷司のOA登録を発表しており、興梠が最後の1枠を占める形となる。上記3選手はリオデジャネイロ・オリンピック出場メンバー18選手に名を連ねることが内定した。


 興梠のOA枠登録内定にあたり、U-23日本代表の手倉森誠監督はJFAの公式HPを通じて以下のようにコメントしている。

「興梠選手はしなやかさと、繰り返し野性味を発揮し続けられるタフさがあります。ポストプレーも、裏へ抜け出すプレーも、引いた相手に対しても、カウンター攻撃にも適応できます。間違いなくリオデジャネイロオリンピックで、チームに攻撃のバリエーションを増やせる選手です。身体能力のある相手にも彼のしなやかさは効果を発揮するでしょう。
プロサッカー選手になって以来、鹿島アントラーズのため、そして、浦和レッズのためにがんばってきた興梠選手に、このタイミングで日本のために輝いて欲しいと思います。そして、2018年のFIFAワールドカップロシアでの活躍をものにできる可能性を高めて欲しいです」

 興梠は1986年生まれの29歳。2005年に鵬翔高校から鹿島アントラーズに加入した。1年目からリーグ戦出場を果たし、2007年には初ゴールを記録。同年から2009年までJ1リーグ3連覇を達成したチームで活躍し、2008年には日本代表デビューを果たした。2013年に浦和へ移籍。鹿島所属時を含め、昨シーズンまで4年連続でリーグ戦二桁ゴールを記録している。今シーズンは明治安田生命J1リーグ・ファーストステージ第16節終了時点で全16試合に出場し、6ゴールを挙げている。

 リオデジャネイロ・オリンピックは8月4日に開幕。同大会開幕に向けて、U-23日本代表は7月21日から現地ブラジルにて直前合宿を実施する予定となっている。同30日にはゴイアス州ゴイアニアのセーハ・ドウラーダスタジアムにて、オーバーエイジ枠での出場が発表されたバルセロナFWネイマールを擁するU-23ブラジル代表と対戦する。

 U-23日本代表は本大会でグループBに入り、8月4日にナイジェリア代表と、同7日にコロンビア代表と、同10日にスウェーデン代表と対戦する。

By サッカーキング編集部

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