27日に埼玉県内でトレーニングに臨んだ宇佐美貴史 [写真]=兼子愼一郎
日本代表は27日、2018 FIFAワールドカップロシア アジア2次予選のシリア戦(29日)に向けて埼玉県内でトレーニングを行った。
FW宇佐美貴史(ガンバ大阪)は24日のアフガニスタン戦で、ヴァイッド・ハリルホジッチ監督就任以降、初めて出場機会がなかった。これまで13試合全てに出場できたことについては「いい経験もできていた」と語った一方で、「出番がなくなったことはそんなに重要じゃない。出た時にどれだけできるかが大事」と気に留めてはいないという。
外から見たアフガニスタン戦については「(先制点が入るまでは)重苦しい雰囲気流れていました」と苦戦を強いられたことを認めつつ、「1点入ってからだいぶサッカーが変わった」との印象を抱いたようだ。「どの試合も先制点、特にああやって(ゴール前を)固めてくる相手にはどれだけ早い時間帯に点を取るかっていうのが、すごく(試合を)左右する」と、改めてFW岡崎慎司(レスター/イングランド)の先制ゴールが重要だったと振り返った。
すでに最終予選進出を決めている日本にとって、シリア戦は1位通過を目指す上で勝たなければいけない試合となる。宇佐美は「1位で行くことはもちろん大事」と話しつつ、「しっかり勝つというか、(予選)全体の話の中でも勝ち続けようという話をしています」と今後の最終予選を占う意味でも白星を挙げることが重要だと考えている。
また、「その結果、(2次予選で)1位になって、最終予選でできるだけ…楽な戦いではないでしょうけど、できるだけいい位置で戦いたいので、勝ちたいですね」と最終予選のグループ分けに影響することも踏まえて、しっかりと勝つ必要があると意気込んだ。
By サッカーキング編集部
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