羽田空港に到着した植田(左)と矢島(右)[写真]=足立雅史
1月31日、AFC U-23選手権カタール2016を優勝したU-23日本代表が帰国。DF植田直通とMF矢島慎也が羽田空港で取材に応えた。
1-0で勝利を収めた初戦の北朝鮮戦で決勝点を挙げた植田は、「最初の試合もみんな緊張していましたし、プレッシャーも感じていたと思います。僕自身は、『必ず取ってやろう』と思っていた」と振り返り、「一試合一試合やるごとに、すごくみんな成長して、課題を克服しつつ。毎試合出た課題を修正できたことが大きなことだと思いますし、一体感が生まれたと思います」と大会を総括した。
決勝の韓国戦で同点ゴールを決めた矢島は、グループステージ第2戦のタイ戦と合わせてヘディングで2得点。「2点、ヘディングで取れたというのは、自分にとって珍しいことだし、あまり機会のないことだった。こういう点が増えればバリエーションが増えていいと思います」とコメントした。
リオデジャネイロ・オリンピックへ向けては「言ってしまえば全部」が課題だと指摘。「五輪のメンバー争いも激しくなるので、そこで違いを見せていかないといけない」と18名のメンバー入りへ意気込みを明かし、「今年は去年以上に数字と内容にこだわりたいです。自分で数字は決めていないですけど、大事なところで点を取れる選手になりたいです」と今季の目標を口にした。
今夏に行われるリオ五輪は、8月4日にグループステージが開幕し、20日に決勝が行われる。
By サッカーキング編集部
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