日の丸への熱い思いを明かすFW久保「試合が始まるにつれて湧き上がる」

久保裕也

AFC U-23選手権に参加する久保裕也(写真は2014年12月) [写真]=Getty Images

 U-23日本代表は13日にAFC U-23選手権カタール2016(オリンピック・アジア最終予選)のグループステージ初戦でU-23北朝鮮代表と対戦する。

 6大会連続の五輪出場を目指すU-23日本代表の中で、貴重な海外組の一人であるヤング・ボーイズのFW久保裕也は、2トップの一角として出場が期待される。コンビを組むとされるFW鈴木武蔵については「しっかり(連携を)取れている」と手応えを口にし、「近い距離でやろうとか、いろいろ話しますね。その試合中にも声を掛け合います」と積極的にコミュニケーションを図れていることを明かした。

 初戦の相手となる北朝鮮については、すでに映像で確認したようで「対人には強い。でかくてフィジカルが強いような感じのイメージでしたね」と体の強さが印象に残ったという。一方で、「(最終ラインの)裏も取りやすいのかなと思ったり」と相手の弱点も分析済みで、虎視眈々とゴールを狙っている。

 所属クラブのヤング・ボーイズは、スイスを代表する強豪クラブの一つ。ヨーロッパでプレーする中で「日本代表」を意識するかと問われると、「代表戦があるときは必ず見ますし、(日の丸の重みなど)そういうのはすごく感じます」と日本を代表して戦うことの重みを感じながら、日々プレーしているようだ。実際に日の丸を背負って戦う今大会についても「試合が始まるにつれてそういうのも湧き上がってくるでしょうし、(日本代表への熱い気持ちは)もちろん持っています」と胸に秘めた強い思いを語った。

 グループBに入った日本は、13日に北朝鮮、16日にU-23タイ代表、19日にU-23サウジアラビア代表と対戦する。

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