16日にトレーニングを行ったMF清武弘嗣 [写真]=兼子愼一郎
ハノーファーに所属する日本代表MF清武弘嗣が、右第5中足骨を骨折していたことが明らかになった。ハノーファーがクラブ公式HPを通じて発表。日本サッカー協会も、代表戦が行われたカンボジアのオリンピックスタジアムで記者団に説明した。
発表によると、清武は16日に行われた日本代表の公式練習中に負傷した模様。その後検査を受けて骨折が発覚したものの、歩行可能な状態であったために17日のカンボジア戦ではベンチ入りをしたという。カンボジア戦の勝利を見届けた後には「昨日、(吉田)麻也君と競り合った時にジャンプして、着地を失敗してひねりました」と負傷の原因を明かした。
離脱期間は「3カ月くらい」と見込んでいるものの、負傷は「仕方ない」と口にした清武。「いい時にこういうことは起こるし、自分の体のバランスや注意というのがあった。なのでまた切り替えて、しっかり治して頑張ります」と語った。
現在26歳の清武は、今年6月の代表合宿中にも右足を骨折し、9月までの離脱を強いられていた。負傷に関してハノーファーのミヒャエル・フロンツェック監督は、「キヨ自身にも我々チームにとっても、この負傷は明らかに苦しいものだ。最高の治療を願っている」とコメント。クラブ側も「我々は、キヨの早期回復を願っています」と声明を発表している。
By サッカーキング編集部
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