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ハリル、浦和とFC東京の激戦を称賛「武藤、槙野、東のゴールはスペクタクル」

2015.10.24

FC東京戦でゴールを決めた浦和FW武藤雄樹(右)[写真]=三浦彩乃

 日本代表のヴァイッド・ハリルホジッチ監督が24日、東京・味の素スタジアムで行われた2015明治安田生命J1リーグ・セカンドステージ第15節、FC東京浦和レッズのゲームを視察。4─3という激しい打ち合いの末に浦和が制した一戦を「素晴らしい試合だった」と称賛した。

 この日は年間2位の浦和と3位FC東京の上位対決。浦和が4─1と先行した試合は、FC東京が意地を見せて1点差に迫る好ゲームとなった。Jリーグチャンピオンシップに向けて年間順位で優位に立ちたい両クラブの負けられない気持ちが激突。序盤からピッチの至るところで球際の激しさや厳しいフィジカルコンタクトが見られた。


 日本代表チームに戦う姿勢を強調し続けてきたハリルホジッチ監督は「かなり戦う意識の高い試合で、デュエルがたくさんあった。このような試合は稀」と双方の戦いを評価。さらに「武藤(雄樹)、槙野(智章)、東(慶悟)はスペクタクルなゴールだった」と得点を決めた浦和の日本代表組を含む3つのゴールを称えた。

 ただ、点の取り合いになったことについては「オフェンスはスピーディーで、チャンスもたくさんあった」とした一方、「ディフェンスは両チームともにいい選択をしていなかった。(DF陣は)努力はしているが、あまりコメントはしたくない。日本代表候補もいるので」と話すにとどめた。

 11月に2018 FIFAワールドカップロシア アジア2次予選を控える日本代表は、12日にシンガポール代表と、17日にカンボジア代表とのアウェーゲームに臨む。

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