乾燥と標高の高さを指摘する香川「スプリントの後で息切れはある」

香川真司

6日にイランのテヘランでトレーニングを行った香川 [写真]=元川悦子

 8日に行われるロシア・ワールドカップアジア2次予選のアフガニスタン代表戦に向け、日本代表は6日、イランの首都テヘラン市内のパス・スタジアムでトレーニングを行った。

 ドルトムントに所属するMF香川真司は練習後、「やはり湿度はないんですけど乾燥してますし、ちょっと標高高いんですよね。そういう意味でも、スプリントの後で息切れはあったりするので、体も明日1日でしっかり調整して。まあでも、湿度がない方がやりやすいのかなという気がします」と気候について言及した。

 そして、「クロスの上げ方、入り方であったり、そういうところの精度をより高めていくことっていうのは意識して言われました。もうちょっとボールを受ける回数を前半から増やしていきたいですし、あとは運動量豊富にやっていきたいなと。その中でゴール前に入り込んでいく姿勢を出して、待ってるんじゃなくてどんどん自分から動き出せば、攻撃がよりやりやすくなると思ってるんで、そういうところを個人的に意識しながらやりたいと思います」と、2日後に控える試合に向けてコメントしている。

 3日のカンボジア戦でのイージーなシュートミスが批判を浴びているが、「そうですね、やはり次しっかり決めれるように、しっかり準備してやればいいと思います」と気持ちを切り替えると、「もうしっかりゴールの枠に飛ばすことを、あまり考えすぎずに。来たボールをしっかりと打つだけだと思ってるんで、それをやっていきたいなと思います」と話した。

 また、前の試合でのゴールにより代表通算得点数で中山雅史氏の21点に並び、横浜F・マリノスでプレーするMF中村俊輔の通算24ゴールにも迫っていることについては、「いや、全く意識はしないですし、ただ本当に1試合1試合積み重ねてそういう結果につながるんで、まずはチームが勝つことを意識して、その中でチャンスをモノにできるようにしていきたいと思います」と、記録は意識していないとし、その中でチャンスがあればゴールを狙っていくと意気込んでいる。

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